オーストラリアへの引越の持ち物を考えるにあたって大切なのは、「何が現地で買えて、何が現地で買えないか」ということです。
現地で買えるものは極力現地で買い、現地で買えないものは日本から大量に引越時に持っていきたいものです。
今日は、オーストラリアで買えるものと、買えないもの(=日本から持っていくべきもの)をオーストラリア在住者の目線から紹介したいと思います。
オーストラリアで売っているもの
日本食はスーパーでほぼ不自由なく揃う
基本的には、日本で調理するときに使用していたような食品については、大型スーパーのAsian Foodコーナーや、日本食スーパー、アジアンスーパーでほとんどのものが手に入ります。
<大型スーパー>
- しょうゆ、酒、みりんなどの調味料
- 味噌
- 豆腐
- キューピーマヨネーズ
- うどん
- 米(オーストラリア産など)
- インスタントラーメン
- カレーのルー
- だし
- さば缶(オリーブオイル漬)
- 日本のお菓子 など
<日本食スーパー、アジアンスーパー>
- めんつゆ
- ポン酢
- かつおぶしパック
- 納豆
- 冷凍さんま、さば
- ぎょうざの皮 など



(日本食スーパーでは買える日本製うどんはおいしい)
生活用品はDAISOに行けばほぼ揃う
生活用品(キッチン用品など)についてはDAISOがオーストラリア内に37店舗以上あるので、DAISOにいけば何とかなるとは思います。(ただし、100均ではなく、2.8ドルショップ)
極端な話、手ぶらできても、ある程度日本らしい生活はできると思います。
ただ、日本食スーパーやアジアンスーパーが近くにあるとは限らないし、たとえ近くにあったとしても引っ越してきたばかりのバタバタのときにしょっちゅう足を運ぶのは、なかなか手間だったりします。
なので、個人的な意見としては、ある程度のものは手に入るけれども、スムーズにこちらの生活をスタートさせたいのであれば、最低限のものは持ってきておいた方がラクだと思います。
(参考)日本食スーパーで売っているものの様子をまとめている動画がありました!
日本食スーパーのイメージが湧かない方は、これでつかんでいただければと思います。
オーストラリアで売っていないもの(日本から持っていくべき)
オーストラリアでも売っていないもの・手に入りにくいものもありますので、それらについて以下紹介します。
味の素、アジシオ
うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム、MSG(Mono Sodium Glutamate)ともいうようです)が、アメリカやオーストラリアでは完全な「悪」として見られているようです。
なので、うまみ調味料が含まれているようなものは、こちらではなかなか見かけません。
(日本食スーパーやアジアンスーパーでたまに見かけることもある)
なので、もし愛用されている方は大量に持ってこられた方がよいと思います。
鶏ガラスープ
アジアンスーパーでは売っているのですが(中国製)、日本製のものはなかなか見かけません。
私はチャーハンを作るときなどよく使うので(というかお昼ご飯のチャーハン率が高いので)、愛用の味の素の鶏ガラスープの素をたくさん持ってきて正解だったなと思います。
菜箸、トレーニング箸
菜箸、トレーニング箸ともに、DAISOには売っています。
ただ、特に子供用のトレーニング箸は、例えば「EDISONのものが良い!」などこだわりたいポイントでもあると思います。
これくらいの月齢のお子さんがいらっしゃる方は持参された方がよいと思います。

トレーニング箸は壊れることはないだろう!と思っていたら、まさかの渡豪後1ヶ月で壊れたよ。。
日本から送ってもらいました。
(ちなみに、子供用品関連でいえば、子供のトイレトレーニング用の補助便座はこちらでも売っています。)
あくとり
日本から持ってき忘れて、売っていなかったので、両親から送ってもらいました。
(※DAISOには売っていました)
卵焼き用フライパン
子が卵焼き大好きなためほぼ毎日作るのですが、これは持ってきてよかったです。
こちらではDAISOや日本食スーパー含め、見たことはありません。
(店舗によっては販売しているかもしれませんが。)
たこやき器
たこ焼き器では売っているのを見たことがありません(仮に売っていたとしても高価だと思います)。
お好きな方は持参した方がよいと思います。
ちなみに、たこ焼きソースは日本食スーパーで見かけます。(焼きそばソース、お好み焼きソースも)
麦茶ポット
麦茶ポットもDAISOでたまに見かけることがあるくらいです。日本から2本持ってきて正解でした。
ただ、こちらの水(沸騰させても)で麦茶を作っても、日本とは若干味が違うように思います。
なので、こちらでは麦茶を作らなくなった、という方も聞きます(ミネラルウォーターを飲まれているようです。)
米びつ
最悪、なければ大型タッパーなどでも代用可ですが、やはり米びつがあれば便利です。(普通のプラスチック製のものです)
こちらも売っているのを見かけません。持ってきて正解でした。
お米の計量カップやしゃもじもお忘れなく。
ひじき
ひじきは、オーストラリアでは一定量以上のヒ素が入っているなどで輸入禁止になっており、お店で販売していません。
持ち込み時も検閲でチェックされることもあるかもしれませんが、どうしてもという方は個人の責任で手荷物で持ち込むことになると思います。
日本では子供の大事な栄養源だったので、こちらでは食べれずショックです。。
計量カップ・計量スプーン
日本から持ってくるのを忘れてこちらで売っているのを探したのですが、スプーンの形状のものしかなく、日本のもののように細かな目盛りがあるものがなかなか見つかりませんでした。
(※DAISOには売っていました)
探す手間などを考えると、持参した方が確実だと思います。
また、計量カップも日本は1カップが200mlですが、オーストラリアでは1カップ250mlと単位が変わってくるので、日本のレシピで作りたい人は日本の計量カップの予備も持っていった方がよいかもしれません。
サランラップ
日本のサランラップは優秀です。オーストラリアのサランラップはすぐに破れてストレスの素だと皆さん口を揃えて言います。
我が家は船便で30個ほど大量に持ち込みました。
持ってきすぎかな?とも思いましたが、本当に現地のサランラップは使いにくいので、持ってきすぎくらいで良いと思います。
洗濯ネット
こちらの洗濯機はパワーがあるからか、洗濯ネットなしで洗っていると穴があいたものがありました。
洗濯ネットは大型スーパーやKmartなどでも見かけず、ディスカウントショップのようなところでやっと手に入れることができました。(※DAISOにも売っています)
こちらもかさばるものではないので、探す手間を考えると持参した方がよいかと思います。
日本のおもちゃ、絵本・図鑑
日本のおもちゃや絵本はまず売っていません。
おもちゃは特に日本のものでなくても万国共通のものが多いと思いますが、たとえば日本の電車・のりものに愛着を持っている場合はプラレール、トミカ、その絵が描かれているパズルなどは日本でしか手に入りません。
また、我が子が大好きなくもんの「日本地図パズル」「世界地図パズル」も、日本でしか購入できないものなので、持ってきてよかったと思います。


日本の絵本も基本的には手に入りません。大きな図書館にいくと日本語の絵本が数冊あるところもあります。
日本語学校に通っている人は貸出をしてくれたりもしますが、我が家は子が本好きなこともあり、1、2年後くらいまで読めそうな難易度の本をメルカリで大量購入し、船便で送りました。
日本語の教材・ワーク
英語や足し算などのワークはもちろんありますが、ひらがな・漢字のワーク、日本語で説明されているワークなどはこちらでは手に入りません。
最近は便利な時代ですので、ひらがな表やワークなどもネット(ちびむすドリルなど)で無料で出ておりそれらをプリントすることで代用することもできますが、冊子になっている方がやる気が出るという子の場合は持参した方がよいと思います。
我が家も、念のため教科書の準拠テキストや七田式プリントを2年分ほど購入し、持参しました。(やる余裕があるのかは不明。持ってきただけで満足しています。笑)
なお、DAISOには日本のDAISOでも売っているレベルの簡単な知育ワークは販売しています。
幼児向け!10ヶ月分の教材が一括で買えるのでオススメ!(1日3枚)


日本のキャラクターグッズ
アンパンマン、ドラえもんなど、日本のアニメのキャラクターが好きなお子さんをお持ちの方は、そのグッズを持ってきてもよいかもしれませんし、ちょっとした話題にもできると思います。
(こちらでは特にアンパンマンのグッズは見かけません)
ちなみに、ポケモンはこちらでも人気で、グッズや服などがよく売られています。
甚平・浴衣など
我が家は子供のジンベエは持参しました。
日本人学校でのイベントや、地域の日本のイベントなど、ジンベエなど日本の服を着ていく(着ていけたら良い)機会があります。持ってきて重宝しています。
使うかどうかは分かりませんが、もしすでに持っているなら持っていって損はないと思います。
自転車
オーストラリアは、自転車が非常にさかんで、ロードバイクやクロスバイクで通勤されている方が多くいます。
もちろん、自転車はオーストラリアでは売っているのですが、オーストラリアで買うと高くつくので、元々持っているのであれば日本から持参するのをおすすめします。
我が家は日本に置いてきてしまったことを後悔しています。。
ただし、電動自転車を日本から持ち込む方は基本的にはいません。
検閲時に電動自転車のような大きなバッテリーがあると特別なコストがかかるようです。
まとめ
とりあえず、大抵のものはこちらでも買えるのですが、手に入りにくいもの(忘れたときに「やっちまったなぁ~~~」と思うもの)について、紹介しました。
これから渡航される方は、現地で買えないものを中心に荷詰めを進めていけば効率的に進むかと思います。
以上、少しでも参考になれば幸いです。








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